「人と比べて落ち込まなくなる」
マラソン大会には数千人から数万人が出場する。
その中で優勝を狙っているのはせいぜい10人くらい。
その他、大多数の人は自分のペースで
ゴールを目指している。
優勝なんか狙って走ってても
順位が1000位とかじゃやる気なくなるよね。
もうマラソンなんかやめるよね。
大会に出たら嫌でも気付く。
自分より速い人なんかたくさんいることに。
反対に自分より遅い人がたくさんいることも。
もちろん速い人を見て憧れることもある。
でも反対に自分より遅くても
一生懸命走る姿を見て心が動くこともある。
順位なんか関係なく自分と戦ってる姿の
素晴らしさに気付く。
人と比べてたら走るのはやってらんない。
そんなことを続けていくうちに
他のことでも人と比べる無意味さに気付けた。
「仕事ができる できない」
「金持ち 貧乏」
「顔が良い 悪い」
比べることが悪だとは思わない。
比べて喜んだって良いと思う。
ただ人と比べないと満足感を
得られない人にはなりたくない。
ランニングを始めたことで
人と比べるより大事なことに気付けた。